正直、石原都知事の発言は老害としか思えない…。

http://www.j-cast.com/2011/05/18095851.html?p=all
発言の内容としてはキチガイとしか思えないなぁ…。
この発言が出たのはサイト「ニコニコ生放送」の新番組
「田原総一朗談論爆発！」内で例の条例の話に話題が及んだ時での
石原氏の発言。(以下該当部分を引用)

「大きな出版社までが何を被害妄想かなんか知らんけどね、
アニメフェアやったらね『あんなとこ行かない。おれたちは幕張でやる』
って言ったらね、震災が来てね両方ともパーになった。ざまあみろってんだよ」

ここの部分を見る限りだと震災が天罰という考え方はまだ彼にとっては
残っていると思っているるし、アニメに関しての偏見があるっていうのが
目に見えてわかりますね。
また、ここで震災を引き合いに出すあたりが被災者のことなど
考えてない無神経さというものを感じます。
たしかに中止理由自体は震災が原因ではあるんですが、そのあとの発言にかかる
「ざまあみろ」という言葉を見ると被災された方から見れば
「震災のおかげで…」みたいに見え、あまりいい気分ではないでしょうね。
自分自身はアニメ自体は作品のほう中心に気になったものをちょろっと見る程度ですが、
そのアニメイベントにかかわる制作者や出版社などもいるわけでその人たちの
立場を考えるとあまりにも無神経すぎるといううのがありますね。
正直、石原氏に関しては「またか」っていうくらいの話で
あきらめる人もいるけど「東京国際アニメフェア」の実行委員長として
東京都知事の肩書をもとにアニメに対して協力体制を出していただけに
この発言は残念だし、そのうち公の場で規制になるようなアニメに限らず、
アニヲタ批判までするんじゃないかと心配ですね。
そういう部分を平気で発言できちゃう無神経さというのは呆れるばかりです。
条例の規制に関してはむしろ表現の自由の侵害という意味での問題もあると思うんですよね。
「アニメコンテンツエキスポ」に関しては自分の発言が原因で
分裂開催となったことを理解できてないということがわかってないんだろうし、
石原氏の中で「アニメ=キモい、キチガイ」っていう発想すらあるんじゃないのかな?と
すら疑ってしまう部分はありますね。