ツアーバス廃止へ。高速路線バスに一本化の方針?

http://www.news24.jp/articles/2012/07/30/07210570.html
いろいろと話題になっていますけど高速バスの定義というのが
改めて国交省から発表されてツアーバスの業者にとっては
かなりつらい状況になりそうですね。
というのも常設の停留所の設置や再委託の禁止などが法規制されるようです。
また、貸し切りバス業者に委託する場合には国交相の許可が必要で、
再委託できないことから旅行会社などのバス所有が必要となって
くるということであるようです。
少なからず関越道の事故の前から規制の話っていうのはありましたし、
いまさらいろいろという問題か?と思っているのが個人的な
印象なんですけど高速ツアーバスの廃止で文句言ってる層は結局のところ、
安くてもというところをこだわってる層で、普段JR系とか
の高速バスを使わない層なのだと思います。
そのあたりの人が安全についてとかクオリティというところをどう
考えているのか気になるところですね。
ウィラーあたりのツアーバス大手は現行の路線あたりはうまく切り替える
などしてやる(収支の問題で廃止するところもありそうですが)というのは
予想できるんですが、前述のように再委託禁止なので業者によっては
車両をどうするかですよね…。
その辺が課題だと思ってます。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1723791.html
ちなみにこちらのリンク先はLCCジェットスターの話題なんですけど、
安かろう悪かろうという問題は高速ツアーバスのほうも問題が
あるわけでしてtwitterのフォロワーさんの中には夜行バスで
名簿記載がなくて翌日の新幹線で帰らざるを得なかったという例も
聞いていますし、トラブルのあった時の対策、
補完とかをどうしっかりとやるかなどという問題は重要な気がします。
そうしないといままで適切な運行をしてきた電鉄系とかの
高速バスもひとくくりで悪く見られかねない気がして心配です。


そして夜行列車問題という意味で考えると「ムーンライトながら」に
しろ、「ムーンライトえちご」にしろ、夜行バスのあおりを受けたと
いうのがなくはないのでこの辺にツアーバスへ行っていた乗客が
戻ってきてということは多少は考えられそうだけどいまさら
車輛運用の効率化とかを考えると定期運行の復活は
なさそうな気がしますね…。