小川麻琴客演舞台『SIMPLY BECAUSE IMITATION −偽物だからこそ…−』観劇

そんなわけで観劇の前後の流れについては上のほうで触れましたのでネタバレをともなう
観劇の感想を書きたいと思います。
ちなみにマコの出番と役柄のポジションに関していうとヒロインの妹役で
突っ込み役っぽい役柄であるもののいまどきのコという感じの役柄でした。
この下はネタバレ含むので隠します。
軸となるストーリーとしてはあるカップルの物語ということなんですが、彼女に結婚を
申し込んだものの結婚を断られるんですが、これには彼女の深い事情が・・・。
ということでいろいろと展開していき、最後のほうで彼女が性同一性障害であることが
彼氏側の弟が興信所で調べてもらって発覚してしまい、ここからいっきに
シリアスなシーンになっていく。
彼氏がその事情を知って一度は愕然とするものの、最後は結婚を申し込みに行くという
流れでしたが、結局のところ、彼女のほうはやっぱり彼だけには知られたくなかったと
いうことで結婚を拒否したものの、理解してほしいということで終わり。というのが
全体的な流れです。
つまり舞台のサブタイトルである「偽者だからこそ」というのは女性という
外見を持ちながらも、もともとは男性だったという意味でのものであったということですね。
この重いテーマをここまでよくソフトな感じにしたという印象を受けたとともに、
難しい問題と感じたというのもありますね。
てか、ヒロインの役名が真子で戸籍を女性に替える前の名前が「まこと」だったとか
ちょっとこの部分だけは考えほしかったなぁ・・・と思いましたね。
このセリフのとき、自分含めて周りのマコヲタっぽい人はみんな失笑してましたしw
とりあえず前半はコメディタッチな部分が結構多くあったせいで割と楽な感じで見れたので
よかったと思いますね。